今回は、先日の動画「急成長する人の2つの印象戦略」で触れた【縦の戦略】の中でも、「自己研鑽でその他大勢と差別化を図る方法」について詳しくお話ししていきます。
題して…
職場オンリーワン差別化戦略!
この記事を読むことで、学んでも学んでも報われない“蟻地獄のような競争環境”から抜け出し、あなたが職場で唯一無二の価値ある存在として認められる方法がわかります。
今より何倍も高い評価を受けたい方、ぜひ最後まで読んでみてください!
日本と欧米の人材育成はこんなにも違う
まず大前提として知っていただきたいのが、社会人になってからの人材育成は、日本と欧米で大きく異なるということです。
日本の「ポテンシャル採用」
- 学歴や人柄など曖昧な基準で新卒を採用
- 仕事のスキルは入社後に育てていく前提
- 新人を丁寧に育てる文化=会社が人材を育てるのが常識
欧米の「即戦力採用」
- 新卒でも中途でもスキル重視
- ゼロから丁寧に育てる文化はなし
- 「自分で自分を育てる」のが当たり前
言語の壁がなかったとして、今すぐ欧米企業で働けますか?
私は正直、新卒の時だったら怖かったと思います。周りがみんな、もう即戦力としての能力を持っているわけですから。
日本の環境が生んだ「同質化」という落とし穴
日本の手厚い育成制度は、一見するとありがたいものです。
でも、ここに大きな落とし穴が潜んでいます。
なぜか?
- 人材育成の期間は新人〜若手までが中心
- OJT(現場指導)は「なんとなく」でやられている
- Off-JT(研修)や自己研鑽支援も、会社の「枠の中」でしか成長できない
つまり、あなたがどんな風に成長していくのか、会社が決めてしまっているということです。
強みが潰され、「同質化」が起きるメカニズム
仮に、異なる得意分野を持った3人の新人がいたとします。
会社の研修を通じて、「会社が求めるスキル」にみんなが均一に到達するとどうなるか?
みんな同じようなスキルセットになってしまい、個性が埋もれてしまうんです。
これを「同質化」と言います。
真面目に、必死に、努力した結果が「差別化の消滅」だなんて、皮肉ですよね。
あなたがオンリーワンになる方法
では、どうすればこの“同質化”の競争環境から抜け出せるのか?
答えはシンプルです。
「あまり重視されていないけど必要なスキル」を極めよ!
例えば…
- Excelはみんな使う → 競争が激しい
- PowerPointは一部の人しか使わない → 穴場!
この“穴場”を見つけて、社内で第一人者になってください。
そのスキルが重宝されることで、あなたが会社の新たなピラミッドの頂点に立つことができるんです。
具体例:システム会社でPowerPointの第一人者になった話
私がかつて働いていたシステム開発会社では、Excelスキルは標準装備。
でも、PowerPointで魅せる資料を作れる人は、ほとんどいませんでした。
そんな中、私がPowerPointを極めた結果、上司からプレゼン資料の依頼が殺到し、他の社員ではできない経験を次々と積むことができました。
まさにこれが、「その他大勢」から抜け出して「唯一無二の存在」になる第一歩だったんです。
最後に:会社を変えるのは、あなたかもしれない
会社の中で、変化を起こせるのは組織ではなく、一人ひとりの社員です。
枠の中に収まるのではなく、枠の外で輝く。
それが「職場オンリーワン差別化戦略」なんです。
まとめ
- 日本の人材育成は「同質化」を生みやすい
- あえて“軽視されがちだけど必要なスキル”に特化する
- 自己研鑽で社内の第一人者となり、ピラミッドの頂点に立つ
- あなたの成長が、会社に新たな変化をもたらす
ぜひ今日から、「他人と同じじゃない自分」を育てていってください!
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次回もお楽しみに!