今回の記事は、前回のテーマ「同期に差をつけて急速に成長する戦略」の続編です。
もしまだ前回を読んでいない方は、まずそちらをご覧いただくのがおすすめです。
前回のおさらい:3つの成長曲線
会社員としての成長には、主に次の3パターンがあるとお伝えしました。
- 受け身的な人の成長曲線
- 自己研鑽し続ける人の成長曲線
- 特別な経験を得ることで急成長スパイラルに入る人の成長曲線
そして、この急成長スパイラルに入るためには「上司・同僚からの高い主観的評価」が入り口になるという話でした。
今回はその「高い主観的評価」を得るための、具体的な戦略について解説していきます。
主観的評価を高める2つの戦略:「横」と「縦」
新入社員としてまず意識したいのが、2種類の主観的評価=印象戦略です。
これを私は「横の戦略」と「縦の戦略」と呼んでいます。
● 横の戦略とは?
上司や先輩と“フラットな関係”を築くことで、対等に扱ってもらうための戦略です。
「部下」「新人」として見られるのではなく、一人のビジネスパーソンとして認識してもらうことが目的です。
● 縦の戦略とは?
こちらは、上司・先輩に「この人、頼れるな」「リーダーシップを感じる」と思ってもらうための戦略。
あなたがまだ新人でも、オンリーワンの存在としての価値を感じさせることがカギです。
それではまず、横の戦略から具体的に解説していきましょう!
【横の戦略】信頼される“働きやすい環境”をつくる
① 人間関係をオープンにする
質問がしやすく、協力が得やすい職場って働きやすいですよね?
でも、もし配属先の空気が冷え切っていて、誰もがよそよそしい雰囲気だったら…どうしますか?
多くの人は「職場ガチャ外れた…」と諦めがちですが、
実はここがチャンスなんです。
「私がこの空気を変える!」と考え、中心的存在になれば、あなたの評価は一気に変わります。
② 信頼して任される存在になる
新人のうちは、仕事を一から教えてもらいたいもの。
でも、ずっと細かく干渉してくる先輩って、意外と多いんです。
そんなとき大事なのは「距離を置く」のではなく、
相手を“安心”させること。
つまり、あなたが自主的に「報告・連絡・相談(ホウレンソウ)」をしていれば、
先輩は「この子は任せても大丈夫だ」と感じてくれるのです。
【縦の戦略】リーダーシップを感じさせる存在になる
次に、縦の戦略です。
ここではあなたの存在感=プレゼンスを際立たせていく方法をご紹介します。
① 自己研鑽による“差別化”
ただ勉強するだけでは不十分。
他の人と違う分野・視点での学びが必要です。
上司や先輩の“想定内”の成長をしても、リスペクトは得られません。
「え、そんな知識持ってるの?」と驚かせるような“ズラし”がポイントです。
※どんな学び方をすべきかは、別の記事で詳しく紹介します。
② 会議や研修で“爪痕を残す”
新人の多くは、会議で黙っています。
でも、成功する人はここでしっかり意見や質問をするんです。
「質問するのが怖い…」という気持ち、すごく分かります。
でも、質問の仕方にもコツがあり、それは実は努力で身につけられるスキルなんです。
こちらも詳しくは別の記事でご紹介しますね。
まとめ:評価される人は、戦略的に動いている
今回のポイントを整理します。
- 横の戦略:信頼される空気をつくる・オープンな人間関係を築く
- 縦の戦略:突出した自己研鑽・会議での存在感によってリーダー性をアピール
職場での評価は、あなたの“行動”次第で大きく変わります。
「私はただの新人だから…」なんて思わなくて大丈夫!
あなたは、他の誰にもない“特別な存在”なんです。
ぜひ、横と縦の戦略を使いこなして、急成長スパイラルに突入していきましょう!
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次回は、「オープンな職場空気の作り方」や「信頼されて任される方法」「価値ある質問の仕方」など、
より具体的なノウハウを深掘りしていきますので、お楽しみに!
それではまたお会いしましょう!