こんにちは、ツシマユウキです。
突然ですが、あなたは今の自分に満足していますか?
仕事や人間関係など、今あなたが置かれている状況は、自分の望んだ通りのものと言えるでしょうか?
もし「ちょっと違うかも」と感じているなら、この記事がきっと役に立ちます。
今回は「自分自身を適切にコントロール=マネジメントしていくこと」についてお話しします。
このスキルが欠けていると、気づかないうちに他人の価値観や指示に流され、自分の人生の舵を他人に委ねることになりかねません。
人生の主導権をしっかり握るためにも、ぜひ読み進めてください。
マネジメントの意味、昔と今ではまったく違う
「マネジメント」と聞くと、どんなイメージを持ちますか?
一般には「管理すること」という意味で知られていますよね。
この言葉は産業革命以降、工場での大量生産が当たり前になった時代に発展しました。
大量の労働者を効率よく動かすために、分業や工程管理が重要になり、上下関係が明確なヒエラルキー型組織が生まれました。
しかし、令和の現代ではそのような「管理型」のマネジメントは時代遅れ。
上からの命令で動かす組織や人間関係は、特に若い世代には敬遠されがちです。
では、今求められている「マネジメント」とは何か?
それは「相手や状況を理解しながら、うまく関わり、望む結果を引き出すこと」。
直接的なコントロールから、間接的な関与や影響へとマネジメントの意味が変化しているのです。
まずは自分自身をマネジメントせよ
では他人や環境に良い影響を与え、望む結果を引き出すために何が必要なのか?
その答えが「セルフマネジメント」です。
セルフマネジメントとは?
セルフマネジメントとは、自分の思考・感情・身体感覚といった内面的な状態に気づき、それを理解し、望む行動や結果を導くスキルのことです。
たとえば、過去は「周囲をコントロールする力(=権限)」が成果を生む時代でした。
今は「自分自身の状態を整えること」で周囲に良い影響を与え、結果を生む時代なのです。
この考え方の軸となるのが、
「あなたの状態・行動が、他者の状態・行動に作用し、その結果があなたに返ってくる」
という原則です。
今の自分に満足していないなら、その原因は他人ではなく「自分の状態や行動」にあるかもしれません。
つまり、結果を変えたいなら、自分を変えることが一番の近道なのです。
過去に囚われず、「今この瞬間」に意識を向けよう
ここで注意したいのが「自己否定」に陥らないこと。
「全部自分が悪い」「私はダメな人間だ」と過去の失敗を引きずる人がいますが、それはセルフマネジメントとは真逆の思考です。
重要なのは、「過去」ではなく「今この瞬間」に目を向けること。
未来の結果を変えるために、今、何をするか。ここに意識を置くべきなのです。
未来は行動によって変えられますが、それを実行できるのは常に「今」だけなのです。
セルフマネジメントの5ステップ
では、具体的にセルフマネジメントを実践するには、どうすればいいのか?
次の5つのステップを意識してみてください。
① 意図する
「こうしよう」「こうなりたい」と自分にスイッチを入れるステップです。
自動操縦モードからマニュアルモードに切り替える感覚です。
② 意識する
どこに向かうのか、その目的を明確にします。
流されて行動するのではなく、目的地を持ちましょう。
③ 認識する
今の状況や、目的地へ行くための方法・手段を把握します。
選択肢は1つではありません。自分にどんな道があるのかを客観的に見つめましょう。
④ 選択する
その中から自分が「したい」と感じる選択肢を選びます。
論理的に正しいよりも、「したい」「やってみたい」という感情が行動のエネルギーになります。
⑤ 行動する
考えるだけでは何も変わりません。
実際に動いてこそ、環境が変わり、結果が生まれます。
実例で考えてみよう:異性にモテるためのセルフマネジメント
たとえば、「異性にモテたい」と思ったとき、どうセルフマネジメントするかを見てみましょう。
- 意図する:「モテたい」「魅力的な自分になりたい」と決める
- 意識する:どんな人になれば好かれるか、どんな言動をすれば良いかを明確にする
- 認識する:自分の外見・話し方・態度など、現状を分析し、改善点を把握する
- 選択する:どんな行動を取り入れていくかを決める(例:笑顔で接する、清潔感を保つ)
- 行動する:実際に日常生活でその行動を始めていく
こうしたステップを踏むことで、他人任せではない「自分の人生をつくる」ことができるのです。
まとめ:人生の主導権を握るのは、あなた自身
セルフマネジメントは、「自分を変え、周囲を変え、人生を変えていく」ための根本スキルです。
目線は未来に、行動は今に。
他人にコントロールされるのではなく、自分の手で人生の舵を取っていきましょう。
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