【凡人が天才になる方法】
SCAMPER × 生成AIでアイデアを量産する思考法
こんにちは、ツシマユウキです。
最近、ChatGPTをはじめとする生成AIの進化が、ものすごい勢いで進んでいますよね。
「AIに仕事が奪われる」なんて話も、少し前までは半分冗談のように聞こえていたはずです。
しかし今では、
「いずれ来る未来」ではなく、**「すでに来てしまった現実」**として感じている方も多いのではないでしょうか。
実際、生成AIを使えば高品質なプログラムコードを一瞬で生成できるようになり、
アメリカではIT分野の失業率が急上昇したこともニュースになりました。
生成AIは、これからも加速度的に進化し、
私たち人間の仕事を次々と置き換えていくでしょう。
「AIに奪われない仕事」は本当に存在するのか?
この流れの中で、よく議論されるのが、
AIに奪われない仕事とは何か?
という問いです。
その答えとして、よく挙げられるのが
**「創造的な仕事」「クリエイティブな仕事」**です。
「アイデアを生み出すのは人間の特権だ」
そう考えている人は、今も少なくありません。
しかし、現実はどうでしょうか。
生成AIはすでに、
アイデアを出すこと自体も非常に得意になり始めています。
だからこそ、ここで一歩先に進む必要があります。
アイデアは「出すもの」ではなく「コントロールするもの」
これからの時代に重要なのは、
- 自分で必死にアイデアをひねり出すこと
ではなく - 生成AIにアイデア出しを任せ、その方向性と質をコントロールすること
です。
つまり、
アイデアを「思いつく人」から
アイデアを「設計・制御する人」になる
という発想の転換です。
そのために強力な武器になるのが、
SCAMPER発想法 × 生成AI という組み合わせです。
SCAMPER発想法とは何か?
SCAMPER発想法とは、
既存のアイデアに対して7つの視点から問いを投げかけることで、新しいアイデアを生み出すフレームワークです。
「無」から考えるのではなく、
今あるものを出発点にするのが特徴です。
SCAMPERは、以下の7つの視点の頭文字を取ったものです。
| 視点 | 意味 | 質問の方向性 | 例(マグカップ) |
|---|---|---|---|
| S | Substitute | 置き換えられないか? | 陶器→シリコン |
| C | Combine | 組み合わせられないか? | スピーカー付き |
| A | Adapt | 応用できないか? | ベビーマグ構造 |
| M | Modify | 変えてみたら? | 超特大サイズ |
| P | Put to other use | 他の使い道は? | ペン立て |
| E | Eliminate | 取り除けないか? | 持ち手をなくす |
| R | Reverse | 逆にできないか? | 内側に保温機能 |
とてもシンプルですよね。
実際、SCAMPERの解説はこれだけで終わることがほとんどです。
SCAMPERが「有名だけど使われない」理由
SCAMPERは有名ですが、
実際に使いこなしている人は驚くほど少ないのが現実です。
理由は明確です。
- 視点が7つもある
- 自分の頭で1つずつ考えるのが大変
- 時間がかかり、脳が疲れる
- 発想が偏る
- 自分のアイデアを客観視できなくなる
結果として、
「うーん……」と手が止まり、
結局ありきたりな案しか出てこない。
これが、多くの職場で起きている現実です。
そこで生成AIの出番です
ここで、生成AIを組み合わせます。
ChatGPTにSCAMPERの視点を与えることで、
- 7つの視点すべてから
- 大量のアイデアを
- 一瞬で
生み出すことができます。
あなたはもはや、
アイデアを「考える人」ではありません。
アイデアを眺め、選び、組み合わせ、磨き上げる人になります。
実際に使えるプロンプト例
まずは、以下のプロンプトを試してみてください。
あなたは新商品開発部の担当者です。
「マグカップ」をベースにして、
SCAMPER発想法により様々な機能をもった新商品を提案してください。
SCAMPERの各視点につき10個ずつ提案してください。
たった30秒ほどで、70個のアイデアが出力されます。
これだけの量を読むと、
- 「この視点はなかった」
- 「これとこれを組み合わせたら面白そう」
- 「ここを深掘りできそう」
と、自然にインスピレーションが湧いてきます。
アイデアは「掘り下げ」と「掛け算」で進化する
例えば、
「洗った後に乾かしやすいマグカップ」
という視点が面白いと思ったなら、次はこうです。
「洗った後に乾かしやすいマグカップ」という視点で、
再度SCAMPER発想法を使って具体的な商品アイデアを10個考えてください。
さらに、複数のアイデアを掛け合わせることもできます。
「赤ちゃん用ストローマグの仕組みを大人用に応用」
「お年寄り向けに軽くて持ちやすいマグ」
この2つを掛け合わせて、被介護者向けのマグカップ商品を考案してください。
数秒で、企画レベルのアイデアが返ってきます。
アイデアの質は「AI」ではなく「着眼点」で決まる
ここまで試してみると、
一つの事実に気づくはずです。
アイデアの質を決めているのは
ChatGPTの賢さではなく、
プロンプトを投げる人の着眼点
だということに。
これからの時代は、
- アイデアを出す人
ではなく - 良い問いを立てられる人
が、良い企画を作ります。
そしてその「着眼点」すらも、
SCAMPER × 生成AIを使えば後天的に鍛えることができます。
凡人でも、発想を「コントロール」できる時代
これまでアイデア創出は、
「一部の才能ある人のもの」
だと思われてきました。
しかしこれからは違います。
SCAMPERという型を知り、
生成AIを使うだけで、
誰でも大量の良質なアイデアを扱えるようになる。
発想する人ではなく、
発想をコントロールする人になりましょう。
まとめ
今回は、
- 創造的発想のフレームワーク「SCAMPER」
- それを生成AIで爆速化する方法
について解説しました。
AI時代だからこそ、
生成AIを恐れるのではなく、
人間の武器を拡張するために使う。
ぜひ、あなた自身の仕事や企画に取り入れてみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
